TT Phishing Log

フィッシング・詐欺・スパムメール関係の調査・研究ログ

Microsoft 365 admins warned of new Google anti-spam rules

【要約】

Googleは大量送信者向けのスパム対策ルールを厳格化し、2024年2月1日からGmailユーザーに毎日5,000通以上のメールを送信する送信者にSPF/DKIMとDMARCメール認証の導入を義務付けます。また、大量送信者はワンクリックで商用メールの配信停止ができ、迅速な対応が求められます。これらの措置は電子メールのなりすましやフィッシング試みに対抗するためのもので、Googleはスパムのしきい値を監視し、悪質な大量送信者を特定した場合にはユーザーを保護するためにメールをスパムとしてマークすると述べています。この措置に合わせて、Microsoft 365の管理者もメール認証を設定するよう警告され、認証基準に従わない場合、電子メールが拒否されたり、スパムとしてタグ付けされたりする可能性があると注意されています。大量の電子メールを送信する場合、自社のオンプレミス電子メールサーバーまたはサードパーティの大量送信プロバイダーを使用することが推奨されています。


【ニュース】

◆Microsoft 365 admins warned of new Google anti-spam rules (BleepingComputer, 2023/10/08 11:09)
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/microsoft-365-admins-warned-of-new-google-anti-spam-rules/


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